怪獣をモチーフに楽曲制作!
Amvition(アンヴィション)のSUMITOです。
さて本日はロボット怪獣「モゲラ」特集!
“東宝特撮初”のロボット怪獣『モゲラ』
現代において、皆さんが連想するモゲラはこの“MOGERA”でしょうか?👇
引用元:ゴジラvsスペースゴジラ: /ゴジラ・ストア | GODZILLA STORE
まぁ、モゲラといったらこれしか無くね?
No~!(激怒)
コラ、まだ出てくるな!
…ゴジラファンα君、それは違うぞ。
君の言うモゲラは”MOGERA“
モゲラではないっ!
なんかワカンナイけど、メンドクセー!
MOGERAは川北特技監督のモゲラ愛によって生み出された、
“平成vsシリーズ版モゲラ”なのだ!
へ~。
これが”初代モゲラ”だ!/地球防衛軍(1957年)
特技監督の川北紘一氏は『地球防衛軍』のモゲラに思い入れがあったことから、
かねてより平成vsシリーズで再登場させることを検討していた。
となるとやっぱり気になる“モゲラ”
Ⓒ1957 東宝
登場作品: 地球防衛軍(1957年) ※東宝特撮作品では初となるロボット怪獣
- 監督/本多猪四郎氏
- 特技監督/円谷英二氏
- 制作/田中友幸氏
- スーツアクター/中島春雄氏、手塚勝巳氏
地球防衛軍の制作スタッフメンバーはまさに「ゴジラ」!
モゲラは地球侵略を目論む「ミステリアン」という異星人が開発した大型ロボット!
全長: 50m
体重: 5万トン
地中の移動速度: 150km/h
装甲: 鋼鉄の200倍の強度を有するミステロイド・スチール製で火器攻撃をものともしない防御力。
武器: 青いプラズマ状の殺人光線(街や自動車を破壊する)
Ⓒ1957 東宝
鳴き声:鳴き声は無く、”ピーピーピーピー”と音を出して進む。
かの有名なメカゴジラよりも、遥かに年上の“大先輩“なのだッ!
不完全燃焼だった”初代モゲラ”
初代モゲラは劇中、2体登場(1号機・2号機)しますが、いずれも不甲斐ない敗北を迎えました。
1号機➡ 橋を破壊されて谷底に転落し、敗北。
2号機➡ 地上へ出てきた瞬間、【攻撃兵器マーカライトファープ】の下敷きとなり敗北。
初代モゲラって弱いんだね…
実はモゲラって、本来は土木工作用ロボットだそう。
地球制服のために戦闘用として使用されただけなんで、
どうしても脆い部分はあるんでしょうね…
なんだか可哀想なヤツなんだね。。。
しかし!モゲラの功績は戦闘力では語れないんです!
なんといっても東宝初のロボット怪獣
つまりは後のロボット怪獣たちに多大な影響を与えているわけです!
モゲラが居なかったら、
メカニコングやメカゴジラだって生まれていないもしれない!
ナルホド!そう考えると偉大なロボット怪獣だ!
川北紘一特技監督の”モゲラ愛”
平成ゴジラvsシリーズの川北紘一特技監督は、
前作 ゴジラvsメカゴジラ(1993年)に登場したメカゴジラを更に発展させたロボット怪獣を検討
しており、「陸空での多彩な攻撃が必要である」という考えがあった、と。
そのうえで…
“スペースゴジラの結晶体を地下から攻撃”という描写のため、選んだそうです!!
MOGERAは以下の陸型ランドモゲラー、飛行型スターファルコンに分離して活躍する場面も!
引用元:ゴジラvsスペースゴジラ: /ゴジラ・ストア | GODZILLA STORE
また、当初は「地球防衛軍」に登場した”そのままのモゲラ”で登場させることを
要望していたとのこと。
しかしそれは叶わず、口と腕についているドリルに当時の面影を残す程度で、ほぼ新デザインに。
引用元:ゴジラvsスペースゴジラ: /ゴジラ・ストア | GODZILLA STORE
“背中についているノコギリ状の背びれ” は
昭和モゲラの名残で川北監督がデザイナーにリクエストしたそうです。
川北監督のモゲラ愛が感じられるエピソードだね!
そうなのです!
ゴジラの原点である”初代ゴジラ”同様、
”初代モゲラ”もぜひチェックしていただきたいッ!
オススメ!「ゴジラ怪獣話」たち。
本日は『川北特技監督も愛したロボット怪獣モゲラ』をお送りしました。
過去の「ゴジラ怪獣話」でも魅力的な怪獣秘話を語っていますので是非ご覧ください🌟
以上!
最後に。
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