怪獣をモチーフに楽曲制作!
Amvition(アンヴィション)のSUMITOです。
本日はキングコング対ゴジラ(1962年)続編のお話です。
「キングコング対ゴジラ」TM&(c)1962 TOHO CO.,LTD.
いや、続編は無いじゃん!
映画化はされていませんが、
正統続編のプロット(続編のおおまかな流れ)が存在してるんです。
その名も“続・キングコング対ゴジラ”
そこで“ゴジラが死んでいた”ことがわかります(ぇ
”続・キングコング対ゴジラ”とは?
1962年公開「キングコング対ゴジラ」では”キングコングの名称使用料5年間”を獲得しました。
当時の映画3本分の制作費となる8000万円を支払ったそう!
そして、その使用権を存分に生かし、
1000万人を超える封切動員数を稼いだ本作。
この大ヒットにあやかり、『続・キングコング対ゴジラ』という続編企画が立ちあがる!
続・キングコング対ゴジラの脚本担当
その続編脚本を担当することになったのが、関沢新一(せきざわ しんいち)氏。
昭和ゴジラの原作・脚本といえばこの方で、
全15作品中10作品で脚本または原作を務められました。
そんな関沢さんの書いた「続・キングコング対ゴジラ」における物語案は
全18ページの印刷物だったそうです。
「続・キングコング対ゴジラ」のあらすじ
始まり
飛行機が墜落した島に捜査隊が上陸。
捜索するが、生存者は見当たらない。
-実は、キングコングの手によって赤ん坊が救われていた。
捜査隊は島の奥で赤ん坊の鳴き声に気付き、向かうが
巨大サソリに遭遇してしまう!
そこへキングコングが登場。巨大サソリとコングの戦いが始まり、
そのスキに捜査隊は赤ん坊を救出して日本へ帰国する。
衝撃の事実!
その頃、日本では瀬戸内海に建設している施設の目玉として
熱海の海中に沈んだゴジラの死体を引き上げ、展示する計画を立てていた。
ショックすぎる。
“あのときゴジラは死んでいた”という設定なのか…(泣)
ゴジラは腐りもせず、きれいな状態。
「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで」
キングコング対ゴジラ 再戦!
しかしコングは本能で赤ん坊を辛さられた日本へ向かってくる。
対策を迫られる日本だったが、
ゴジラを乗せた輸送中の船がライバルのレジャー会社の陰謀で爆破される。
そしてその衝撃によりゴジラの心臓が動き始めた…
ついにコングが上陸。
広島で鉄塔から電気を蓄えて万全な状態(帯電体質再び)
ゴジラに放電でショックを与え生き返らせる作戦も失敗!
そしてついにコングは横たわるゴジラを発見する。
間一髪でゴジラが目覚め、第1ラウンド開始するもドローで終了。
最終決戦!
赤ん坊を追ってくるコング。
ゴジラは地底を移動し、阿蘇山 休火山の火口から出現すると、
九州決戦で第2戦!
2体は戦うが、火山が大爆発を起こし、両怪獣は姿を消してしまう。
決着つかず…
いかがでしたか?
最後はまるでサンダ対ガイラのようですね!
しかしながら一番のショックは「キングコング対ゴジラ」でゴジラが死んでいたという事実ですよね。
私は、ゴジラの敗北・死を受け入れられない体質です。
ゴジラが負けるなんて絶対にダメ!(哀)
未製作となった理由
いきなり結論です。
その理由については公表されていません。
ですが、他社キャラクターを使う場合、相手の会社に企画書を送り、その反応をうかがうらしく、
以下2つが推測できるそうです。
- キャラクターイメージの大幅変更や、その映画出演に意義を見出せない場合はNGに。
- 法外に高い契約料を要求される場合もあり、この場合は企画がストップする。
権利は残ってたと思うんですけど、RKO社と揉めたのかもしれませんね。
1作目がヒットしたんだから、追加要求があったりだとか…
ただ、私個人的には「未製作で良かった」と感じてます。。
本作が製作される=「ゴジラが死んでいた(敗北した)ことが確定する」からです
それだけはヤダ!(泣)
以上!
最後に。
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